はなまき寺子屋日記

花巻のご当地検定の対策講座として１６回開催される『はなまき寺子屋』の初日の今日は、花巻観光ボランティアガイドの岩橋春夫さんが講師をつとめ、宮沢賢治の【雨ニモマケズ】をテーマに開催されました。観光ボランティアガイドの方やタクシードライバー、一般の花巻ファンの方々に混って、そらもお勉強しましたよ

【雨ニモ・・・】で始まる宮沢賢治の詩と一般には言われていますが、宮沢賢治が亡くなった後の遺品整理の段階で、賢治愛用のトランクの内ポケットから、父母あてと弟妹あての２通の遺書と共に発見された手帳に書かれていたもので、賢治が生存中に知られたくないと意図的に隠していたのかも・・・なんだって。確かに、宮沢賢治記念館の展示解説でも「病床でのひそかな悲願自戒の記録」となっていますね。う～ん・・・やはり、宮沢賢治は奥が深い
その２通の遺書の日付は昭和６年９月２１日・・・９月２１日って・・・昭和８年９月２１日
が宮沢賢治の命日・・・宮沢賢治は・・・もしかして・・・自分の亡くなる日を予測していたのかなと思うほどのすご～い偶然だと思いませんか

３月１１日の大震災以来、多くの人が【雨ニモマケズ・・・】を心の支えとしていると聞いていますが、宮沢賢治がなりたかった　そういうもの・・・自ら行動して苦労を共にする丈夫な身体と苦難に立ち向かう強い心をもった人に、みんながなれればいいなと思いました。

受講者には、観光ボランティアガイド養成マニュアルとして作成された【あったかあんないsho】の改訂版が、はなまき寺子屋のテキストとして配布されました。

はなまき寺子屋はあと１５回開催されます。今からでも申込みＯＫ！ですよ。

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