2011年8月19日

花巻には数多くの山が存在する。
今日はその中の一つ駒頭山を紹介しましょう。
この山は花巻西部豊沢湖の南部に位置し、標高940m、毒ヶ森山塊を形成する知る人ぞ知る名峰の一つとして存在している。

毒ヶ森とは何か?
諸説あるが有力な説の一つとしてこの駒頭の近くに花巻一標高の高い山があり、その昔「権現山」という名で存在していた山がある。
権現とは徳川家のことを指しており江戸時代には大変格式の高い山として皆に崇められていたらしい、しかし時代は流れ江戸から明治に時が移ると江戸徳川支持者の反感を抑制する目的で時の政府が江戸を否定する意味もあってか権現山から毒ヶ森という名に変更した。

現在では無名山となり毒ヶ森の名はその隣の山に移ってあるが駒頭山を含めこの辺一帯の山塊を「毒ヶ森山塊」と呼んでいる。

「毒」という名が付けられ人を遠ざけ続けたせいもあってかこの辺一帯はありのままの自然の姿を多く残してあり駒頭山を除いては登山道などは無きに等しく、山に入ることは控えたほうが良い。

駒頭山はその中では比較的入山し易くブナ林と高山植物に囲まれた見事な山である。


とはいっても豊かな自然=動物の楽園ということでもあり、熊の姿も多いみたいだ。

熊の対処法は次回にでも紹介してみたいと思います。
              登山道も完全には整備されてはいない、。

 
それでも登ってみたいという方は花巻観光協会のえだまめ迄連絡ください。
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